転職者インタビューVol.20|東京への転職は、想像以上にチャンスがある

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転職者
インタビュー

Interview-20

東京への転職は、想像以上にチャンスがある

田村 綾乃さん

  • 29歳 東京都
  • 視能訓練士歴:7年

40万円UP!

転職前
年収380万円
転職後
年収420万円

首都圏の眼科への転職をお考えの地方在住の視能訓練士の方へ向けて、転職者インタビューをお届けします!

第20回目の今回は、岡山から東京への転職を成功させた視能訓練士の田村 綾乃さんに、眼科ワークの小玉がお話を伺いました!

プロフィール紹介

本日はお時間をいただき、ありがとうございます!まずは簡単に田村さんのプロフィールをお聞かせいただけますか?

はい。私は2016年に岡山県の大学を卒業後、総合病院で3年、その後クリニックで4年勤務していました。今年6月から東京の眼科クリニックで働いています。

病院とクリニック、両方での勤務経験があるんですね。それぞれの環境の違いはどのようなものでしたか?

病院では入院の病棟患者さんへの検査や全身疾患を持つ患者さんへの検査が多くありました。

一方、クリニックは外来患者が中心で、若年層の患者さんとの関わりが増えたりと、それぞれに特徴がありましたね。

東京転職への想いと不安

東京への転職を考えられたきっかけを教えていただけますか?

実は学生時代から一度は東京で働いてみたいという気持ちを持っていたんです。

そのまま地元で就職して働いていましたが、今回、夫が東京に転勤することになり、これは私も昔からの夢を叶えるチャンスだと思いました。

最初は夫だけの単身赴任も考えましたが、せっかくのチャレンジの機会だと考え直しました。

転職を考えた時、どのような不安がありましたか?

一番の不安は通勤でした。岡山では経験したことのない満員電車での通勤に、正直不安を感じていました。

また、東京の医療機関の数が圧倒的に多く、土地勘もない中で自分に合う職場を見つけられるか心配でした。

眼科ワークとの出会い

眼科ワークを選ばれた理由を教えていただけますか?

土地勘がない中で、通勤や職場環境について詳しい情報が欲しかったんです。

眼科ワークさんは、求人情報だけでなく、各クリニックの特徴や院長先生の雰囲気、実際の職場の様子まで、とても丁寧に説明してくださいました。

特に良かったのは、「ここは少し忙しめです」とか「この点は考慮が必要かもしれません」といった、率直なアドバイスもいただけたことです。

また、職場のスタッフ構成や、経験豊富な先輩がいることなども事前に教えていただき、心の準備ができました。

転職活動の具体的な準備

転職活動の準備は具体的にどのように進められましたか?

まず、眼科ワークさんに連絡する前に、東京の眼科の特徴や傾向を自分なりに調べました。でも、実際の職場の雰囲気まではなかなか分からなかったんです。

眼科ワークさんに連絡してからは、最初の電話で約1時間くらい、私の希望や経験について詳しくヒアリングしていただきました。

例えば、「手術の経験はどの程度ありますか?」「今後どんなスキルを伸ばしていきたいですか?」といった具体的な質問を通じて、私自身も自分の方向性を整理することができました

その後、LINEで求人票や病院の特徴などの情報をいただき、気になる点があれば随時質問させていただきました。

印象的だったのは、各病院の特徴やスタッフの雰囲気まで詳しく教えていただけたことです。

「ここは教育に力を入れているので、スキルアップしたい方に向いています」とか、「ここは自由診療の割合が多いです」といった具体的な情報が、とても参考になりました。

面接当日の詳細

面接当日の様子を詳しく教えていただけますか?

面接は4月半ばで、前日に岡山から上京しました。実は前日までかなり緊張していて、地方から来る者として都内の病院に通用するのか不安でした。

当日は緊張のあまり、準備していた質問や自己アピールのポイントを忘れてしまって(笑)。

でも、眼科ワークさんから事前に「院長先生は話しやすい方です」「経験者の方を募集されているので、今までの経験をお話しいただければ大丈夫です」といったアドバイスをいただき、少し気持ちが楽になりました。

それに、面接で詰まってしまった時も、小玉さんが「田村さんは岡山でGPの経験もありますよね」といったフォローをしてくださって。そのおかげで、自分の経験を落ち着いて話すことができました。

面接ではどんな質問がありましたか?

院長先生が「岡山でのご経験を教えていただけますか?」と優しく話しかけてくださったんです。

最初は緊張で上手く話せなかったんですが、だんだんリラックスできました。

質問の内容も、「どんな視能訓練士を目指していますか?」「チャレンジしてみたい分野はありますか?」といった前向きなものが多く、私の意欲や将来の展望について話させていただく機会が多かったです。

面接時間は40分ほどでしたが、終始和やかな雰囲気で進みました。

実際の診療現場の違い

実際に働き始めて、岡山と東京での診療現場の違いを感じる点はありますか?

はい、いくつか大きな違いを感じています。まず患者さんの年齢層と意識の違いが顕著です。

岡山では高齢の方が多く、白内障など症状がかなり進行してからの受診が一般的でした。

対して東京では20-30代の若い方も多く、予防的な受診や定期検査を重視される方が多いと感じます。

また、患者さんの医療に対する知識も違います。東京の患者さんは、ネットで事前に情報収集をされている方が多く、治療方針についても具体的な質問をされます。

例えば「この検査はどういう目的ですか?」「他の治療選択肢はありますか?」といった踏み込んだ質問も多いので、より詳しい説明が求められます

医療機器に関しても、東京の方が最新機器が導入されているケースが多いですね。

充実した休暇制度で地元帰省

休暇の取得や帰省の計画はどのように立てていらっしゃいますか?

現在の職場は年間休日が120日以上あり、平日の休みも取りやすい環境です。実際、月に8-9日ほどお休みがあり、その中で平日を組み合わせて帰省を計画しています。

具体的には、平日の飛行機代が週末より3-4万円ほど安くなるので、例えば木曜から週末までお休みを取得し、その間に帰省するといった計画を立てています。

職場も快く休暇を承認してくださり、長期の休暇も事前に計画を立てれば取得しやすい環境です。

また、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇も、スタッフ間で調整しながら取得できています。岡山に比べると、休暇の取得がしやすく、計画も立てやすいと感じます。

新しい医療機器への適応プロセス

新しい医療機器への適応は、具体的にどのように進められましたか?

最初は正直戸惑いましたね。例えば、データをカルテに転送する方法が違ったりするので、その辺りが最初はちょっと混乱するところでしたね。

でも、思っていたよりはすぐ適応できました。大体2週間くらいで基本的な操作には慣れて、今では全然問題なく使えています。

また、定期的にメーカーの方による勉強会もあり、機器の新しい機能や、より効率的な使用方法なども学べています。

むしろ新しい機器に触れる機会が増えたことで、自分のスキルアップにつながっていると感じています。

具体的にどのような機器の違いがありましたか?

例えば、視野検査装置は岡山では主にハンフリーを使用していましたが、現在の職場ではアイモも併用しています。

また、前眼部の撮影装置も最新のものが導入されていて、より詳細な画像が得られるようになりました。

データ管理システムも大きく違います。東京の方がDX化が進んでいて、検査結果を電子カルテに直接取り込んで管理するシステムが整っています。最初は戸惑いましたが、今ではこちらの方が効率的だと実感しています

今後チャレンジしたい分野

今後、具体的にどのような分野にチャレンジしていきたいとお考えですか?

東京で働き始めて、視能訓練士の可能性の広さを実感しています。まず、自由診療分野に興味があります。

例えば、オルソケラトロジーでは、お子様とその保護者への説明や指導が重要になってきます。医学的な知識だけでなく、コミュニケーション能力も必要とされる分野なので、そこにやりがいを感じています

また、手術室での経験も積みたいと考えています。現在の職場は外来中心ですが、将来的には非常勤として手術室のある施設でも働いてみたいですね。

白内障手術や網膜硝子体手術など、様々な手術に携わる機会があれば、視能訓練士としてのスキルの幅が大きく広がると思います。

まず短期的には、現在の職場で中心的なスタッフになることを目指しています。その上で、2年後くらいには週1回程度、手術室のある施設での非常勤勤務にもチャレンジしてみたいですね。

マネジメント面にも興味をお持ちとのことでしたが。

はい。岡山では考えもしなかったのですが、東京の医療機関では、視能訓練士もマネジメントに関わる機会があることを知りました。

例えば、検査室の効率的な運営や、新人教育のシステム作りなど。将来的には、そういった組織運営の面でも貢献できる視能訓練士を目指したいと考えています。

また、医院の経営的な視点を持つことも重要だと感じています。例えば、検査の予約枠の最適化や、患者さんの待ち時間短縮のための工夫など、経営効率の改善にも視能訓練士として関われる部分が多いと気づきました。

地方からの転職を考える方へのメッセージ

最後に、地方から首都圏への転職を考えている視能訓練士の方々へ、実体験を踏まえたアドバイスをお願いできますか?

東京での就職というと、地方にいるとどうしても身構えてしまいますよね。私も最初は不安でいっぱいでした。でも、実際に働いてみると、新しい技術が学べたり、いろんな経験ができたり、想像以上にやりがいのある毎日を送れています。

ただ、準備は大切だと思います。私の経験から、いくつかポイントをお伝えできればと思います。

まず、時間に余裕を持って準備することをお勧めします。私の場合、3月から活動を始めて6月の入職でしたが、この程度の期間は必要でしたね。

面接や物件の内見など、最低でも2回は東京に来る必要があるので、その計画も立てやすいと思います。

転職準備で特に気をつけた点はありますか?

はい。まず、できるだけ多くの情報を集めることですね。眼科ワークさんには、各医院の特徴や雰囲気、通勤のことまで詳しく教えていただけて、とても助かりました

あとは、自分の希望をはっきりさせることも大切だと感じました。東京にはいろんなタイプの医院があるので、「どんな環境で働きたいか」「どんなことを学びたいか」をある程度決めておくと、選択しやすいと思います。

それと、生活面のことも考えておくといいですね。家賃や生活費など、東京での暮らしをイメージして準備することで、安心して転職に臨めると思います。

確かに東京への転職は不安もあると思います。でも、それ以上に成長のチャンスがあります。

私もまだまだ勉強の毎日ですが、新しいことにチャレンジできる環境にいることが、すごく刺激になっています。

地方にいる時には見えなかった可能性が、たくさん広がっているんです。少しでも興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください!

田村さんのお話は、地方から首都圏への転職を考えている視能訓練士の方々にとって、とても参考になると思います。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

※本インタビューは2024年10月に実施されました。

 

眼科ワークでは、地方から首都圏への転職をご検討の視能訓練士の方々に、きめ細やかなサポートを提供しています。

「どんな情報があるの?」「何を準備したらいいの?」など、具体的な相談にも対応していますので、お気軽にご連絡ください!

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