ここでは履歴書の基本的な書き方について説明していきます。
今回の内容をよく確認し、採用担当者はあなたの履歴書の「どの部分を見ているのか?」
「何を知ろうとしているのか?」という点について、しっかりと理解しておきましょう。
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基本的な書き方とルール
学歴欄の高校名や大学名などの学校名は、全て正式名称で記入します。
同様に、職歴欄の病院・クリニック名も、略さずに正式名称を記入してください。
結婚や病気などの理由で職歴にブランクがあった場合、ここではその理由まで記入する必要はありません。
ただし、ブランクがある場合はその点について面接で聞かれる可能性は高いので、明確に答えられるよう準備しておくと良いでしょう。
ココがポイント
1. 日付
日付は履歴書の提出日を記入します。
郵送の場合は「投函する日付」、面接に直接持参する場合は「面接日当日の日付」を書くようにしましょう。
古い日付が書かれていると「使い回している」と思われてしまう可能性があるので、正確な日付を記入するようにしてください。
西暦と和暦についてはどちらを使っても構いませんが、文書全体でどちらかに統一することが大切です。
ココがポイント
2. 氏名
氏名は、採用担当者が履歴書の中で一番初めに確認する項目です。
第一印象としてとくに重要となる部分ですので、「大きく、丁寧に」書くようにしてください。
PC(パソコン)で入力する際は、余白に合わせてフォントを大きく設定すると、見た目のバランスが良くなります。
ココがポイント
3. 住所・連絡先
住所や連絡先も、間違いがないよう正確に記入しましょう。
もしも誤字や脱字などの記入ミスがあった場合、病院側が選考の案内を出せないという事態につながってしまいます。
こちらも氏名と同様に、正確かつ丁寧な記入を心がけてください。
ココがポイント
4. 学歴・職歴
学校名や病院・クリニック名は正式名称で記入します。
結婚や病気などを理由に、職歴にブランクがあったとしても、ここで理由を書く必要はありません。
面接で聞かれた場合に備え、答えられるようにしておいた方がベターです。
ココがポイント
5. 免許・資格
免許・資格についても正式名称を記入することが基本的なルールとなっています。
取得年の表記は、日付や学歴・職歴の部分で使用している表記と統一し、西暦と和暦が両方使われていることのないように気をつけてください。
免許や資格がない場合は、空欄にしておくのではなく「特になし」と記入しましょう。
ココがポイント
6. 志望動機、自己PR、趣味、特技など
「なぜその病院・クリニックを志望するのか」という内容が志望動機となりますが、単純な理由だけを書くのではなく「自分のこれまでの経験やスキル」を踏まえたうえで文章を考えることが大切です。
とくに、「病院がアピールしている点」と「自分の転職理由」がしっかり結び付けられているかどうかを意識しましょう。この部分が繋がることで、より説得力のある志望動機となります。
病院がアピールしている点を正しく理解するためには、事前に施設見学を行うなど、できるだけ多くの情報を集めるための行動が必要です。
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● 自己PR
自己PRは「自分の強み」と「その強みをどう活かしていくのか」の2点を伝える部分となります。どれだけ自信のある強みを書いても、
それが志望する病院・クリニックで求められていなければ効果的なアピールにはなりません。
そのため、志望動機と同様に、自己PRを考える上でも志望先の病院について情報をよく集めておく必要があります。
● 趣味、特技等趣味や特技を書く場合、それが直接合否に影響することはほとんどありません。
ただし、直接合否には関係しなくても、内容によっては採用者側の心象を損ねてしまう可能性がありますので、あまりにマニアックな内容は避けておく方が無難です。
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