【2026年最新】視能訓練士は全国に何人いる?合格者数の推移データで解説

2026.04.01

  • 視能訓練士 転職情報

【2026年最新】視能訓練士は全国に何人いる?合格者数の推移データで解説

「視能訓練士は全国に何人いるのか」という疑問に対して、ネット上では「約16,000名」や「約15,000名」という数字をよく見かけます。しかし、これらは2018〜2019年時点のデータであり、2026年現在の実態とはかなり乖離しています。

この記事では、厚生労働省が公表している国家試験の合格者数を一つずつ積み上げて算出した最新の数字をもとに、視能訓練士の人数の現状を正確にお伝えします。

国家試験合格者の累計は約22,000名

厚生労働省が各回の試験ごとに公表している合格者数を積み上げると、第1回から第55回までの合格者累計は約21,000名です。これは全国視能訓練士学校協会が「約21,000名(2025年4月1日現在)」と公表している数字ともほぼ一致します。

ここに第56回(2026年2月実施、3月23日合格発表)の合格者を加えると、累計は約22,000名に達する見込みです。

多くのウェブサイトで引用されている「約16,000名」は、日本視能訓練士協会が2019年に公表した数字(国家試験合格者数16,199名、2019年3月31日時点)です。この数字から6年が経過し、その間に毎年800〜900名が新たに合格しているため、約5,000名以上の差が生じています。

近年の国家試験合格者数の推移

以下は、第50回(2020年)以降の国家試験合格者数をまとめたものです。いずれも厚生労働省の合格発表に基づいています。

回(実施年) 受験者数 合格者数 合格率
第50回(2020年) 850名 774名 91.1%
第51回(2021年) 848名 774名 91.3%
第52回(2022年) 855名 762名 89.1%
第53回(2023年) 831名 793名 95.4%
第54回(2024年) 882名 862名 97.7%
第55回(2025年) 911名 882名 96.8%
第56回(2026年) 804名 773名 96.1%

毎年の合格者数は800〜900名程度で推移しており、合格率は近年95%前後と高い水準を維持しています。国家試験の受験者数自体も増加傾向にあることから、有資格者の数は今後も着実に増えていくと考えられます。

「合格者累計」と「実際に働いている人数」は違う

ここで注意しておきたいのは、国家試験の合格者累計がそのまま「現在働いている視能訓練士の数」ではないということです。

累計約22,000名の中には、すでに引退した方、眼科以外の仕事に就いている方、育児や介護で一時的に離職している方も含まれています。

厚生労働省の医療施設調査(2020年)によると、実際に医療機関で視能訓練士として働いている人数は約10,130名(常勤換算)とされています。このデータは2020年時点のもので、その後も毎年800〜900名が新たに合格していることを踏まえると、現在の就業者数はこれを上回っていると考えられます。

いずれにしても、資格を持っている人は22,000名いても、実際に眼科の現場で検査や訓練を行っている視能訓練士はその半分程度にとどまるという構造は、大きくは変わっていないでしょう。

眼科医の数と比べてみる

視能訓練士の人数を考えるうえで、眼科医の数との関係を押さえておくと全体像がつかみやすくなります。

厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師統計(2020年)によると、全国の眼科医は約13,600名です。一般的に「眼科医1名に対して視能訓練士2〜3名が必要」と言われていますが、この基準に当てはめると、理論上は27,000〜41,000名の視能訓練士が必要になります。

現場で実際に働いている約10,000名という数字と比べると、まだまだ不足しているというのが現状です。眼科医1名あたりの視能訓練士は約0.7名にとどまっており、必要とされる2〜3名には大きく届いていません。

とはいえ、すべての眼科クリニックが視能訓練士を配置しているわけではなく、無資格の検査員や看護師が検査業務を担っている施設も少なくありません。「足りない」のは事実ですが、「視能訓練士がいなければ診療が成り立たない」というわけでもないのが眼科の現場の実情です。

だからこそ、視能訓練士の専門性が正当に評価される職場を選ぶことが、長くやりがいを持って働き続けるうえで大切になります。

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他の医療職種との比較

視能訓練士の人数を他の医療職種と比較してみると、そのニッチさがよく分かります(いずれも厚生労働省のデータに基づく概数です)。

職種 就業者数(概数)
看護師 約1,280,000名
理学療法士 約140,000名
作業療法士 約105,000名
言語聴覚士 約40,000名
視能訓練士 約10,000名(実働)

看護師と比べると100分の1以下、リハビリ系の職種と比べても圧倒的に少ない職種です。この希少性は、裏を返せば資格を持っていること自体が大きな強みになるということでもあります。

まとめ

視能訓練士の国家試験合格者の累計は、2026年時点で約22,000名に達しています。多くのサイトで目にする「約16,000名」は2019年の数字であり、現在とは5,000名以上の開きがあります。

ただし、合格者すべてが現場で働いているわけではなく、実際に医療機関で視能訓練士として従事しているのは約10,000名程度です。眼科医の数に対してまだ不足している状況は変わらず、資格を持つ視能訓練士の需要は引き続き高い状態が続いています。

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眼科医1名に対して、視能訓練士は

0.7

必要とされる2〜3名には、まだ届いていません

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