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視能訓練士向け転職情報

視能訓練士のリアルな悩み。大きな声では言いづらいORTのホンネ

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視能訓練士に限った話ではありませんが、新卒で就職する際または新たに転職する際、いろいろな悩みがつきまとうはず。人間関係が大変ではないか、仕事は辛いのではないか、ひょっとしてパワハラあるのでは?

そんなちょっと視能訓練士への就職・転職に足踏みしている方に、視能訓練士の悩みの声をいくつかご紹介します。「必ず自分の身に降りかかる……」なーんてことはありませんが、ちょっと覗いてみてはいかがですか?

人間関係がきついという悩み

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新しい職場に就職・転職したときにもっとも気になるのが人間関係の悩み。視能訓練士でも人間関係の悩みは多いのでしょうか?

「視能訓練士 悩み」などの検索ワードで調べてみると、Yahoo!知恵袋に以下のような悩みの投稿がされていました。

新人の視能訓練士には風当たりがキツイ?

視能訓練士で5年目のものです。

今までメガネ屋に併設された眼科に4年、その後、転職して今のクリニックに勤めて半年になります。勤めてまだ半年ですが、今の職場を辞めたくてたまりません。

理由としては人間関係です。前の職場では眼鏡の検査はよくしましたが、斜視・弱視訓練は全くなく、視能訓練士ならば斜弱の検査の勉強もしたいと思い転職をしました。

初めてクリニックに勤めましたがこんなに大変だとは思いませんでした。今のクリニックは常に人手不足で、特に受付の人が定着せず、私が勤めてから5人ほどやめています。みなさん1ヶ月も経たずやめてます。

なので検査員は受付・会計・検査など全て出来ないといけないので凄く大変です。慣れないながら私も頑張ってきましたが、先輩も忙しく、しっかりとした教育ができるわけではありません。

教育担当の先輩には入った初日に「1度でちゃんとできるようにして」「みんな忙しいんだから、同じ質問しないで」「マニュアルに書いてあるのに出来ないなんて信じられない」と凄く釘を刺されました。

それだけでもキツイのにこの間、教えてもらってない手術の準備が出来ないのを「今まで何してたの、出来ないなんて信じられない」「みんなのを見てたらわかるでしょ、積極的に仕事してよ」とかなり怒られました。

出来ない私も悪かったかもしれませんが、正直今までの仕事や人格も否定されたみたいで落ち込みました。それを、別の人に相談したら次の日に先輩に呼び出されて「そんなこと相談するなんてただの告げ口じゃないか、なんで出来ないのが悪いって反省しないの!」と言われる始末です。

それを黙って聞いていると、何考えてるか分からない、みんなそう思ってるよと言われてしまいました。その先輩がクリニックをよくしよう、使える人材を早く育てようと必死なのもわかりますが、毎回そんなことを言われてシンドイです。

毎日胃が痛いです。まずは言われた事をきちんと出来るようになりたいですが、質問すると何でそれが必要か説明してと問い詰められ、説明が足らないともっとよく考えて質問してあなたも暇じゃないんだからと言われてしまいます。

正直質問するのも、何か聞かれるのも怖くて仕方ないです。視能訓練士の斜弱の勉強も一般業務が忙しすぎてあまり出来てないです。

目的の斜弱の勉強もまともに出来てないのに辞めるのは根性無しでしょうか?また、次回転職するのにクリニックはどこも今の職場のように大変なのでしょうか?

クリニックの人数は受付が1人、看護師1人、検査員4人、常勤の視能訓練士は私1人です。非常勤の視能訓練士は3人ですが月に数回しか来ません。長文、ネガティヴ発言ですみませんがよろしくお願いします。
・引用元:Yahoo! JAPAN 知恵袋
こちらの投稿はとても悩みが大きいようですが、念のため補足をしておくと、多くの眼科・クリニックではちゃんと視能訓練士の役割が分担されており、指導も一歩一歩行なっていくので、このようなケースはとても稀有だとは思います。

しかし、地方の眼科・クリニックも含め中の勤務状況の実態が全て明るみになっているわけではありませんので、人手不足から視能訓練士がまるで”なんでも屋さん”のように、働かなければならない職場があるのも、また一つの事実かもしれません。

女性の職場だからイジメはあるの?

視能訓練士は男女比でいうと、女性のほうが多い職種です。2015年度の男女比でみると男性は138名、女性は607名と発表されています。

「女性の職場」と一言でくくるのはちょっと時代錯誤かな、と感じる部分もありますが、ネットで視能訓練士関連の情報を調べていくと、女性上司との人間関係……すなわち「イジメ」に関するような悩みもチラホラ目につきます。

実際に、視能訓練士協会が発表している「視能訓練実態調査報告書 2015年」には、いじめとはまた定義が異なるとは思いますが、「ハラスメント」の報告がされています。

その中で現役の視能訓練へのアンケートで「過去にハラスメントを受けた経験がある」と答えたのは、全体の16.9%でした。(回答者2,267名中、無回答 1.9%、ないと答えた人 81.2%)

そのうち、男女比で見てみると、男性は298名中、18.5%が「ある」と回答し、女性は1,966名中、16.7%が「ある」と回答しています。ここから、ハラスメントの経験に男女の差はあまりないことが予想されます。

ちなみにハラスメントの内容ですが、各種類ごとに以下のような内訳となっています。
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資料には具体的な数値の値が記されていませんでしたが、上記グラフのようにパワーハラスメントの経験数が男女とも圧倒的に高いことがわかります。
・参照元:視能訓練士需給計画委員会「新卒視能訓練士就業調査状況調査 調査結果」
・画像引用元:視能訓練士協会「視能訓練実態調査報告書 2015年」

勉強や技能習得が大変という悩み

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人間関係以外の悩みでいうと、視能訓練士や医療系の職種であるため、医療技術の継続的な学習が必要不可欠となります。代表的な分野としては「斜視 / 弱視」に関する知識や技術・患者様とのコミュニケーションについて。

そのほか、視覚障害である患者様の眼科医療や快適な生活の支援・福祉的な補助に関する「ロービジョンケア」なども、継続的な知識のインプットと最新のケアを学ぶ活動が必要となるでしょう。

夜勤があるわけではないけども……

医療関係の仕事で代表的な医師や看護師とは違い、視能訓練士には基本的には夜勤はありません。勤め先の眼科やクリニック等の就業時間によりますが、一般的な会社員とさほど違わない勤務時間ではないかと思います。

ですので、夜勤がある仕事よりは体力的に余裕があり、先ほどあげたような視能訓練士として必要な「斜視 / 弱視」「ロービジョンケア」に関する最新情報のインプットはしやすいと思いますが、それでも継続的な学習が大変だという悩みをお持ちの方もいることと察せられます。

お勤めの病院・クリニック内でも研修はあるかと思いますが、例えば、日本視能訓練士協会に入り、開催される勉強会や講習会に参加されてみるのも一案かもしれません。

特に、前章で述べたような人手不足により多忙な視能訓練士さんは、少ない中で学習時間をどう捻出するかが、長く視能訓練士として患者様によいサービスを提供できるかに強い影響を与えることでしょう。
・参考元:日本視能訓練士協会「生涯教育制度」
・参考元:日本視能訓練士協会「学術集会情報」
▼ 関連記事はこちら
・日本視能訓練士協会ってなに? 入会条件や会費・付帯条件や退会方法を解説

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