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視能訓練士向け転職情報

視能訓練士の転職理由とは?

視能訓練士の転職は、情報が多くないため疑問がつきもの。

そもそも、視能訓練士で転職を希望している人は、どのような転職理由なのでしょうか。

周りに転職経験者がいるとも限らないため、なかなか知ることができないでしょう。

今回は、日本視能訓練士協会の「視能訓練士実態調査報告書」を参考に転職理由を探っていきます。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年)

転職理由~女性編~

まずは、女性の転職理由についてです。

調査によれば、

  • 結婚や出産を機に一度退職したため(31.7%)
  • 人間関係に不満(16.7%)
  • 勤務形態に恵まれていない(14.2%)
が上位3つの転職理由です。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅱ(10)勤務先の変更)
それぞれの詳細について紹介していきます。

結婚や出産による退職

結婚や出産に伴い退職していたものの、もう一度仕事を始める方も多いようです。

視能訓練士は国家資格であるため、一旦退職していても職探しをしやすいことが影響している可能性もあります。

また、以前の記事でも紹介したように、視能訓練士は需要も比較的多いため、子育てが落ち着いてから転職活動を始める場合もあるでしょう。

人間関係

人間関係で悩んで転職する場合も多くあるようです。
女性が多い職場ならではの人間関係の難しさがあるのでしょう。

また、ハラスメントが原因の場合も考えられます。女性の場合には、ハラスメントを受けた割合は16.7%と約6人に1人。

内容としてはパワーハラスメントのほかに、セクシャルハラスメントやマタニティー・ハラスメントが多くなっています。

女性ならではのハラスメントを受けて転職の決意をした人も多いと考えられるでしょう。


(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅲ(5)ハラスメント)

勤務体系や通勤の不便さ

勤務体系や通勤に関する不満で転職を希望することもあるようです。

女性の場合には非常勤職員が18.1%。
希望して非常勤職員になる場合も多いようで、その理由は、家族の都合や扶養の範囲内で働きたいというものが多くなっています。

そのため、子育てとの両立が難しく非常勤職員になりたいという方も多いでしょう。
逆に、子育てが落ち着いたために常勤として働きたいという場合も考えられます。

また、夫の転勤の関係で通勤が不便になり転職を考えるという場合もあるようです。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅱ(1)勤務形態/(2)非常勤職員の勤務形態)

転職理由~男性編~

参考までに、男性の転職理由についても紹介します。

調査によれば、

  • 勤務形態に恵まれていない(25.4%)
  • 給与が低い(21.9%)
  • 昇進の見込みがない(21.9%)
が上位3つの転職理由となっています。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅱ(10)勤務先の変更)
女性の理由と比較をすると、違いがあることがわかります。

男性に多かった転職理由は、女性にもあてはまる場合があります。

そのため、男性の転職理由も参考までに紹介します。

勤務形態への不満

第一位としてあげられていた勤務形態への不満はなぜ発生するのでしょうか。
同調査の勤務形態に関する報告を見ると、非常勤職員や契約職員は多いとはいえません。

しかし、非常勤職員の勤務体制は、週2~3日の勤務3割超と最も多くなっています。
これは女性も含まれていることには注意が必要ですが、フルタイムで働けていない場合に転職を希望する場合が多いと考えられます。

確かに、国家資格である視能訓練士の資格を活かして正社員として働きたいという意欲のある人は多いでしょう。
このような勤務形態への不満から転職を希望する場合もあるようです。

また、この調査ではありませんでしたが、勤務時間が不満の場合もあるでしょう。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅱ(1)勤務形態/(2)非常勤職員の勤務形態)

給与の低さや昇給見込みがないことへの不満

給与の低さや昇給の見込みがないことから、より給与の高い職場に転職することもあるようです。

視能訓練士全体の給与は、300~400万円未満が最も多くなっています。

しかし、年間所得が400~500万円未満も2割以上、500~600万円未満も1割以上であり、かなりばらつきがあります。

調査した方の4割が30代であることをふまえると、なおさら差が大きいといえるでしょう。

エージェントに相談したら予想以上に給与の高い職場に転職できたということもあるでしょう。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅱ(8)年間所得)

人間関係

人間関係に悩んで転職する場合も多いようです。
視能訓練士は女性が多いために、男性が職場に一人だけということもあるでしょう。

JACOの調査に回答した男女比をみても、男性は13.2%と非常に少数。
年々男性は増加しているようですが、まだまだ少ないために人間関係に悩むこともあるでしょう。

また、ハラスメントが原因のこともあると考えられます。
ハラスメントを受けた男性の中で一番多いのは、パワーハラスメントです。

「男性だから」ときつくあたられてしまい、転職を検討することもあるでしょう。

(参考:視能訓練士実態調査報告書|2015年 Ⅰ(1)男女比/Ⅲ(5)ハラスメント)

まとめ

今回は、視能訓練士の転職理由についてJACOの調査から考えてみました。

給与の不満や人間関係の不満など、マイナスなことがきっかけで転職をする方が多いことがわかります。

転職活動では、マイナス要因のみを面接で伝えているとなかなか内定をもらえないこともあるでしょう。

当サイトのコラムでは、面接のポイントについても紹介しています。

面接が不安な方は参考にしてみてください。

※ 【視能訓練士向け】面接時の自己紹介はこちら
※ 【視能訓練士向け】面接時に絶対聞かれる3つの質問と回答例

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