視能訓練士 転職情報

視能訓練士の年収! 年齢別・初任給・施設別・経験年数別に解説

2021年1月5日

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視能訓練士(ORT)は小児の弱視・斜視の視能矯正や視機能の検査をおこなう国家資格保有の医療専門職です。そんな視能訓練士ですが、ぶっちゃけた話、”年収はいくらくらい”なのでしょうか?

医師となると年収の高いイメージですが、同じ医療系専門職の視能訓練士の年収とは。視能訓練士の年収を「年齢別」「施設別」「経験年数別」「初任給」などカテゴリ別に解説します!

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視能訓練士の平均年収は約378.5万円!

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早速、視能訓練士の平均年収について解説したいと思います。参考にさせていただいた資料は、公益社団法人 日本視能訓練士協会が調査し発表している「視能訓練士実態調査報告書 2020年」。

結論からいうと、2020年の視能訓練士の平均年収は計算すると約378.5万円と発表されています。前回調査年の2010年は平均年収が352.9万円だったので、比較すると若干増加したことがわかります。

正規職員に絞ってみるとは平均年収は約423.9万円であり、全体の平均年収より+45.4万円となっています。

※ 参考元:日本視能訓練士協会「視能訓練士実態調査報告書 2020年」

視能訓練士の年齢別の年収

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では、年齢別でみた時に視能訓練士の平均年収はどのような推移なのでしょうか。ここでは「就活の未来」で紹介されているシミュレーション値をご紹介したいと思います。シミュレーションによると、平均年収の推移は以下のようです。

・20〜24歳 = 249.8万円(17.1万円)
・25〜29歳 = 325.4万円(22.3万円)
・30〜34歳 = 374.9万円(25.7万円)
・35〜39歳 = 410.8万円(28.2万円)
・40〜44歳 = 442.7万円(30.4万円)
・45〜49歳 = 468.0万円(32.1万円)
・50〜54歳 = 487.6万円(33.5万円)
・55〜59歳 = 580.5万円(33.0万円)
・60〜64歳 = 360.2万円(24.7万円)

※()は月収。

「就活の未来」に書かれている注意書きによると、”あくまで編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出です”とありますので、厳密にはズレがあるかもしれませんが、全体の平均年収約378.5万円と比べてみても、近似しているのではないかと考えられます。

なお、そのほかの情報も調べてみましたが、年齢別に視能訓練士の平均年収を発表している統計資料は存在しませんでした。(あくまで『眼科求人.work』が調べたところによると)

※ 参考元:就活の未来「視能訓練士の平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう」

視能訓練士の初任給は月18〜20万円ほど

続いて、視能訓練士の初任給についてです。現在、専門学校や四年生大学に通い、次の国家試験を控えている方はかなり気になるのではないでしょうか。こちらは「みんなの介護求人」の掲載記事を参考にお伝えしたいと思います。

「みんなの介護求人」によると、大卒の場合の視能訓練士の初任給は「約18〜20万円」が相場と書かれています。労働組合が強い大きな病院などでは、もう少し給与水準は高くなる傾向にあるとも伝えられています。

他の医療系専門職と比べてみても、初任給が約18〜20万円というのは、決して高くはない水準だといえます。ただし、視能訓練士は視能に関する専門職で、患者様から感謝されるという体験が常にあることから、”強いやりがいは感じられる”仕事だと思います。

ちなみに、学歴による収入差はあるの?

初任給の話とセットで、現在学生の方が気になるであろうことが「学歴によって収入に差はあるのか?」ということ。こちらも「みんなの介護求人」の情報を参考にすると、”一般に4年生大学卒の視能訓練士の方が高くなる傾向にある”と書かれています。

前提の話をすると、視能訓練士になるには養成課程のある3年制の専門学校を卒業し国家試験に合格するか、4年生大学や短大または看護師・保育士の養成校で指定科目を履修して視能訓練士の養成学校(1年以上)を卒業し国家試験に合格する必要があります。

このようにいくつものルートがある視能訓練士ですが、『眼科求人.work』の見立てでは、学歴によって収入差が決定するのでは決してなく、結果的に4年生大学卒の視能訓練士のほうが”年収をあげる”という意味でのキャリアパスをうまく歩む……ということではないか?と思うのです。

つまり、学歴は関係なく、年収を上げたいのであればどのような技術を身に付け、どのような職場への就職を狙うべきなのか、視能訓練士になったあとも理想のキャリアを目指してアクションし続けることが大切だと言えるのではないでしょうか。

※ 参考元:みんなの介護求人「視能訓練士の給料を年齢や職場ごとに徹底解説!」

視能訓練士の施設別の平均年収

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それでは、視能訓練士が就職する施設別に平均年収にどのような差があるのかを説明していきたいと思います。ここでは、何度も参考資料として登場してきている日本視能訓練士協会の「視能訓練士実態調査報告書 2020年」をもとに解説します。

結論からいうと、就職先の施設別で見ると、平均年収は「私立大学病院」が最も高く510.1万円という結果となっています。次に「国公立医療機関」で485.2万円、3位が「準公立医療機関」で456.8万円、4位が「国公立大学病院」で434.6万円となっており、いずれも男女差はあまり見られなかったそうです。

【施設別の平均年収】

1位. 私立大学病院:約510.1万円
2位. 国公立医療機関:約485.2万円
3位. 準公立医療機関:約456.8万円
4位. 国公立大学病院:約434.6万円
5位. 私立病院:約411.1万円
6位. 眼科診療所:約407.5万円

※ 参考元:日本視能訓練士協会「視能訓練士実態調査報告書 2020年」

視能訓練士の経験年数(キャリア)別の平均年収

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視能訓練士の勤務年数と年収の関係性はどうなのでしょうか。こちらも、2020年の日本視能訓練士協会の資料をもとに解説していきたいと思います。

資料によると、視能訓練士の勤務年数が「5年未満」の場合の平均年収は312.5万円、「5年以上10年未満」の場合の平均年収は363.0万円、「10年以上15年未満」の場合の平均年収は402.6万円。

「15年以上20年未満」の場合の平均年収は447.6万円、「20年以上25年未満」の場合の平均年収は484.8万円、「25年以上30年未満」の場合の平均年収は554.9万円、「30年以上35年未満」の場合の平均年収は591.3万円、「35年以上40年未満」の場合の平均年収は586.9万円となり、このように勤続年数に比例して年収は増えることが記載されています。

このグラフを見る限り、勤務先の経営状況が良好であれば、勤続年数とともに年収は上昇する傾向にあるといえそうです。

※ 参考元:日本視能訓練士協会「視能訓練士実態調査報告書 2020年」

視能訓練士が今より稼ぐには、どうする?

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視能訓練士が年収を高くしていくには、結論からいうと「1. 技術を磨き」「2. 条件のよい施設へ転職する」しかありません。まずはじめの「技術を磨く」に関しては、視能訓練士として必要となる専門知識や技術をより高度に磨いていくということです。

国内には、日本視能訓練士協会や日本視能矯正学会・日本弱視斜視学会など視能訓練士に関する学術集会もいくつか存在します。このような組織に属し、勉強会や研修に参加し最新の知識・技術を身につける意欲が大切です。

また、今の職場では経験できない症例や専門機器での実践を目的に、別の病院に転職する視能訓練士も多いようです。計画的・戦略的にキャリアを見据えて、自身のスキルアップに努めることが重要でしょう。

もうひとつは「条件のよい施設を選ぶ」ということ。当然ですが、視能訓練士への給与は病院経営で得た利益から分配されますので、潤沢な資金力がある、または病院経営が順調にいっている施設を選ぶことがポイントです。

一般的には、先ほども紹介した「私立大学病院」や「公立大学病院」など大規模な医療施設の方が収入が高い傾向にあると思いますので、そのあたりを最終的な勤務先に狙っていくとよいでしょう。ただし、もちろん競争率も高いと思われますので、しっかりと市場価値のある技術や経験を身につけることが大切です。

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