4月は転職が増えるシーズンです。それは視能訓練士も同じ。都内・某有名大学病院に勤めていた山田結菜さん(25歳)は、契約社員という形態のため1年で契約満了に。急いで次の転職先を決めなければ……と焦っていたとき、出会ったのが『眼科求人.work』でした。彼女の転職サクセスストーリーとは?
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祖父の白内障がきっかけで視能訓練士の道へ
ー もともと飲食系の企業に勤められていた山田さんですが、どうして視能訓練士へ転身されたのですか?
私は大学で食品系の学部だったこともあり、同業種の会社に新卒入社したのですが、望んでいたような職場ではありませんでした。そこでふと、大学の研究室で医療系の分野を扱ったとき、医療業界にとても興味を惹かれたことを思い出したんです。
その頃、ちょうど祖父が白内障の手術を受けたこともあり、「眼科に関わる医療資格はないだろうか?」と探し始めたことが視能訓練士に転身したきっかけです。
ー そして専門学校に1年間通い、視能訓練士の資格を取られたんですね。前職の病院に契約社員で入社された経緯はなんだったのですか?
最初は正社員がいいなと思って職場を探していたんです。でも、まずは経験を積まないと話にならないなと思って。とりあえず視能訓練士として働いてみたいという気持ちと、幅広い経験が得られそうという考えから都内でも有名な大学病院を選びました。
大学病院での1年間は、たくさんの症例を見れたのでとても勉強になりました。ただ、コロナの影響もあって、すごく大変な1年間でしたね。まわりの同僚は4年生大学の出身者が多いなか、私は専門学校の1年のみだったので最初はついていくのが大変でした。短い期間でしたが、濃い一年だったと思います。
大手転職サイトには視能訓練士の求人が少なかった
ー その後、契約満了に伴い転職活動を始められたわけですが、なぜ『眼科求人.work』を利用しようと思ったのですか?
はじめは、総合的な職種を扱う大手転職サイトに登録していました。でも視能訓練士の求人ってすごくニッチだから、全然取り扱っていないんですね。ほかにも、コメディカル専門の転職サイトにも登録してみたのですが、「応募できる求人はありません」って返ってきて……。
そこで同じように転職活動中の同期に相談してみたら、”視能訓練士専門の転職サイトがあるよ!”と教えてもらいました。そうして辿り着いたのが『眼科求人.work』です。
『眼科求人.work』は視能訓練士専門の転職サイトなだけあって、他の大手サイトにはあまり掲載されていない求人が多く、登録してみてよかったなと思いました。
ー 会員登録後、転職コーディネーターのサポートを受けてみていかがでしたか?
まず驚いたのが相談に対する返信のスピードです。視能訓練士だけに限った話ではないと思いますが、転職活動って日中仕事をしながら空いた時間で進めないといけないじゃないですか? なので、なかなか時間を作れないというのが悩みでしたが、『眼科求人.work』は平日の夜や土日でもすぐに返信をくださるので、とてもスピーディーに転職活動を進めることができました。
また、履歴書や提出書類の添削をしていただいたり、面接や見学にも転職コーディネーターさんが同行してくれたのは心強かったですね。『眼科求人.work』に掲載されていない求人も、新規で病院に問い合わせをしてくださり、私にあった求人を見つけてくれたのはとてもありがたかったです。
面接前はYouTube動画でポイントを確認
ー 山田さんは具体的にどのような条件で転職先を選んでいきましたか?
まず意識したのは、通勤の負担です。つまり通勤時間ですね。前職ではドアtoドアで1時間半ほど通勤にかかっていたので、毎日行き来するだけでヘトヘトでとてもつらかったです。大学病院ではさまざまな症例を見られるので学びは多かったのですが、まとまって勉強する時間をとることが難しく、次は通勤の負担が少ない病院にしたいと思っていました。
もうひとつは、お子さんの患者さんと出会える眼科病院であることです。大学病院はそのイメージ通り、ほとんどの患者さんが中・高齢者の方だったので、あまりお子さんの患者さんを対応する経験が積めませんでした。だから、次の転職先は大きな病院ではなく、個人経営のお子さんが多そうな病院を意識して選びました。
ー 新しい経験が積める職場を選んでいったということですね。では、面接の前には何か準備はされましたか?
私はYouTubeの動画を見て予習をしていました。YouTubeで「面接 対策」などで調べると、いくつもの面接対策の動画が出てきますよね。
面接では話す内容ももちろん大事ですが、第一印象が特に重要ということで、病院側に良い印象と伝えることを意識して本番に臨みました。
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子どもは3歳くらいまでにみんな視力が出始めると言われていて、3歳から10歳までに視力が出ないとその子は一生視力が弱いままとされています。ですから、この限られた年齢の間にメガネを作り訓練したり、矯正を行う必要があるのですが、子どもは大人と違って対応が特殊です。
一人ひとりの発達段階には大きな違いがあるので細かく合わせる必要がありますし、大人より長い時間の治療に耐えられる集中力もありません。視能訓練士がいかに工夫して、臨機応変に子どもを楽しませながら検査・治療を行うがが重要です。
大学病院ではこのようなお子さんの患者さんも、別の病院から紹介状を渡されるようなかたちで途中からしか関わることはできませんでした。また、担当セクションが細かく分かれているのでかなり事務的な対応にならざる得ませんでした。
転職先の病院では、お子さんの患者さんに初診から寄り添うかたちで治療に携われるので、新しい患者さんとの関係づくりを大事にしていきたいと思います。
ー 最後に、視能訓練士としての将来の目標を聞かせてください
技術と知識の両方が伴った視能訓練士になりたいと思います。視能訓練士は一般にはあまり知られていない職業ですが、患者さんと密に接する機会の多い仕事です。
さまざまな症状をお持ちの患者さんはどこかしら不安を抱えていらっしゃいますので、私が携わることで少しでも彼ら彼女らの不安を取り除くことができればと考えています。そのためにも技術と知識の両面を意識して、これからも成長し続けたいですね。
編集後記
自身のキャリアを見直し、強い覚悟をもって視能訓練士へと転身された山田さん。「新しい経験を積み、技術と知識の両面が伴った視能訓練士を目指したい」と語る彼女の姿勢には、仕事への大きな向上心を感じられました。改めて正社員となられた山田さんのキャリアは、まだ始まったばかり。これからも『眼科求人.work』は、自分らしいキャリアを歩む山田さんを応援しています!